平成23年度 食料供給安定化国際農業連携対策事業(農林水産省補助事業)

事業の背景・目的

 「国際的な食料需給が長期的な逼迫基調にある中で、食料を安定的に国民に供給するためには、我が国国内での農業生産の増大を図ることを基本としつつ、必要な輸入に対して、安心・安全な食料の供給先の多角化を図ることのほか、食料供給の安定化を図る方策の多角化が重要となってくる。

 中南米諸国は、今後の潜在的生産力、我が国や米国等の季節の違い等を考えれば、食料安定供給基地として重要な存在である。なかでも、中南米4カ国(ブラジル連邦共和国、アルゼンチン共和国、パラグアイ共和国、ボリビア他民族国)に移住した日系農業者は、日系農協を組織し、高付加価値で安全を重視した農産物を生産していることから、我が国の食料供給安定化を図る方策の多角化のためにも、日系農業者等との連携をより強化する必要がある。

 よって、平成23年度の業務内容は実施要綱のうち、中南米の日系農業者との交流及び研修に関する事業を実施し、これまでに築いてきた日系農業者との交流や日系農協等との農業交流を通じた国際農業連携を構築するための体制整備を図ることを目的とする。



事業の実施期間

2011年11月~2012年3月


実施項目

  1. 日系農協戦略的農業情勢連絡会議の開催
    (1)日系農協戦略的農業情勢連絡会議
    (2)分科会
  2. 食料安定供給確立農業技術研修事業
    (1)農協組織等の人材育成研修の実施
    (2)現地での農業技術指導研修の実施
    (3)専門家の派遣指導
  3. WEBによる事業情報の発信



事業の実施場所

   

事業の実施体制




事業のスケジュール

事業の全体実施計画表(図をクリックするとPDFにてご覧いただけます)
    


本事業の全体フロー

本事業の全体フロー(図をクリックするとPDFにてご覧いただけます)






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